五日市剛(つよし)氏の「ツキを呼ぶ魔法の言葉という本の紹介がありました。
内容は、氏が大学院生のとき、イスラエル旅行での出会いがきっかけでツキを呼ぶ魔法のコトバを知ったというものです。
氏が不思議なおばあさんに出会い、おばあさんの家に泊まった最初の晩、「『ツキ』というのは簡単に手に入る。ツキを呼び込む魔法の言葉がある。これさえ唱えれば誰でもツキっぱなしになれる」と五日市氏はおばあさんに言われました。そのときは余り気にとめていなかったものの、おばあさんから頂いたプレゼントがきっかけでそれを実践した結果、「自分の人生がガラリと変わった」と五日市氏は語っています。
さて、その『ツキ』を呼び込むコトバとはなんでしょう?その言葉とは『ありがとう』と『感謝します』の二つだそうです。おばあさんは「もちろん、どんなときでも自由に使っていい言葉なんだけど。ある状況のときに使い分けたら効果的かもね。『ありがとう』と言う言葉は何か嫌なことがあったとき、例えば会社に遅れるとか、車の事故にあうとか、あなたの親が亡くなっても歯を食いしばって『ありがとう』と言うのよ。イヤなことが起こるとイヤなことを考える。そうするとまたイヤなことが必ず起きる。そこで『ありがとう』の言葉で不幸の鎖を断ち切る。どんな不幸と思われる現象も、幸せと感じる状況に変えてくれる。絶対にね」と本の中で語っています。あるとき五日市氏は『ありがとう』を漢字で書いてみました。『有り難う』・・・・・・『難が有る』と書くことに気がつきました。
また、『感謝します』という言葉についておばあさんは「何か良いことがあったら『感謝します』と言ってみてはどうかな。例えば明日、晴れて欲しいなあと思って実際に晴れたら『感謝します』。未来のことでも『明日晴れました! 晴れさせていただき感謝します』とか、『一週間後○○に合格させて頂き、感謝します』とイメージしながら、何の疑いも不安もなく、力まずに自然とそう思えれば本当にそうなっちゃうのよ」とおっしゃったそうです。