私は、しきなみ短歌会(倫理研究所・文化部)の会員です。しきなみ短歌会では、短歌をつくる事について、次のように言っています。
短歌をつくるために自分のまわりの物や人を見つめることは、やがて宇宙の真相に迫ることになります。また、短歌をつくるためには、自分の姿を第三者の目になって客観的に見ることが必要になります。実は、自己を客観的に見つめるというこの行為が、そのまま我欲にとらわれた、わがままな心を捨てることであり、美しい本当の自分の個性を開発することになるのです。ですから、短歌をつくる事は、嬉しい自己反省であり、楽しい勉強であり、知らず知らずの人間性の向上なのです。「しきなみ短歌読本より」